Q.プラットフォーム構築エンジニアの仕事を教えてください!

私は、ITシステムの中でも、OS(オペレーションシステム)やハードウェア、ストレージ、ネットワークといった土台となるシステムを構築する仕事を行なっています。そのIT基盤があってこそ、皆さんがよく目にするソフトウェアやアプリケーションシステムを動かすことができるのですが、こうした目に見える開発とは違い、私たちの開発が目に触れる機会はあまりありません。しかし、巨大なシステムには信頼性の高いIT基盤が求められますから「なくてはならない縁の下の力持ち」として社会インフラを担っているといっても過言ではなく、大きな責任感とやりがいがそこにあります。またIT基盤構築を通じて、実にさまざまなタイプの顧客と仕事ができるのも面白さの1つです。

Q.どんなプロジェクトに参画していますか?

銀行がエンドユーザーとなる、大規模プロジェクトにアサインされています。こうした日本を支える大規模なインフラシステムに関われるのはクレスコの大きな醍醐味の1つ。銀行のシステムは、預金や振込などに関わる勘定系システムと行員が利用者のデータ管理や分析を行う情報系システムに大別されるのですが、私が担当しているのは情報系システムのプラットフォーム構築。すでに稼働確認の最終段階のテストまで進んでいて、プラットフォームの安定稼働だけでなく、その上で稼働するソフトウェアやアプリケーションが異常なく動くか、データ処理が想定時間内に終了できるか、災害発生の際に貯まってしまったデータをスムーズに処理できるかなど、数百にわたるテストが行われている真っ最中です。これまでの開発の真価が問われ、全てにおいて最高レベルの信頼性が求められるため、テストのたびに緊張感がみなぎりますが、クレスコの技術と品質の高さを示すことができる良いチャンスでもあるため、最後まで気を抜かずに、お客様の期待に応えて行きたいと思っています。

Q.成長するきっかけとなった人はいますか?

1年目の時はメンターとなる先輩に、技術に対する興味を持つことがどれだけ大切かを学び、この業界の常識、クレスコの現状など、いろいろなことを教わり影響を受けました。また、私のまわりの先輩方もまさにプロフェッショナル揃いで、技術への向上心も高いんです。それに触発されて、最近では外部の勉強会にも一人で参加するようになり、基盤の知識を強化すべく、クラウド関連の資格を取得したり、ネットワークとセキュリティの勉強にも力を入れています。日進月歩のこの業界で生きていく為には、いろいろなことに興味を持ち、自分で一歩踏み込んで行動して、調べていくことが必要不可欠であると考えています。

Q.クレスコの強みとは?

まさに「プロフェッショナル」。
クレスコでは、若手もベテランも常に
新しい技術を追い求める姿勢があります。

PROFILE

業務アプリ開発、基盤システム構築、組込みソフト開発という3本の柱を持ちながら、独立系の中でも多種多様なシステムを開発するクレスコの業務の幅の広さと、様々な業界に触れながら、様々な技術を学んで成長ができるフィールドに惹かれて入社を決意。

 

入社1年目
大手保険会社のプロジェクトで、業務アプリを管理するプラットフォーム構築を通して、業務知識や技術、仕事の流れを約1年間みっちり学ぶ。


入社2年目
メガバンクのシステム開発プロジェクトにアサイン。構築作業のみならず、顧客接点を担うことも増えて、特に資料作りには葛藤していたという。


入社3年目
顧客との調整やメンバーやパートナーのとりまとめなど、リーダー職を意識した仕事も任されるようになる。まずは先輩や顧客に認められる存在となるべく、技術知識や折衝能力をも目下強化中!


※内容はインタビュー当時のものです。