Q.現在の仕事内容を教えてください!

SaaS(サース/Software as a Service)という言葉をご存知でしょうか? SaaSは、インターネット上で必要な機能を必要な分だけ利用できるようにしたソフトウェアのこと。月額などの継続課金で必要なサービスを利用できるとあって、急速に広がりを見せている分野です。私が担当するのは、このSaaSを生かした人材企業が提供する「タレントマネジメントシステム」のエンハンス(リリース後の機能追加や性能向上)を担っています。ここでは、ビジネスニーズを即時対応させるため、AWS(*1)やマイクロサービス(*2)といった柔軟性の高いモダンなアーキテクチャが採用されているのが特徴的です。私は約10人のチームリーダーとして、日々チームの生産性向上や働き方に目を向けながら、これから主流となる、短期間でのサービスリリースサイクルの実現に向けた、最適なチーム作りを模索している真っ最中です。

※1 AWS(Amazon Web Service):必要な時に必要な時だけ提供することを可能にした、サーバやITインフラストラクチャなどを提供するクラウドサービス

※2 マイクロサービス:複数の小さなサービスを連携させるアーキテクチャのこと。単位ごとの変更が容易で、スピーディな運用を可能にする

Q.今までどのように成長してきましたか?

入社から今まで経験してきたすべてのプロジェクトが刺激的でした。最初に参画した人材企業の基幹システム保守案件では、1年目にして、小規模ながらもお客様対応から開発まで、プロジェクトマネジメントを一手に担う経験をしました。この時に責任感、顧客折衝、調整力といった、システム開発におけるマネジメントの根幹となるスキルを磨けたことが、今のリーダー業務に活きています。その後、3年目には電機メーカーのアプリケーション基盤開発に携わりました。ドキュメントはすべて英語、技術的にも設計思想においても、とにかく難易度が高かったんです。チームのエンジニアも開発スピードや知識がずば抜けていたことで、必死に喰らいついていく日々が続きました。最初は未熟さを痛感しながらも、徐々に技術力が身についてきたことで、技術を学ぶことの大切さと面白さを知り、どんな困難なプロジェクトや技術でも、不安より楽しめる自信がついたことが、私にとってのブレイクスルーだったと思います。

Q.今後の目標を教えてください!

今は新たなIT技術がビジネスサービスを進化させていく時代です。そうした最新技術や難易度の高い技術に強い、お客様に多様な選択肢を提案できるプロジェクトマネージャーになることが、私の直近の目標です。そして将来的には、SIerのクレスコだけでなく、「クレスコといえばこれ!」という自社サービスを生み出してみたいと考えています。共通しているのは、自分で未来を描くこと。これまでは与えられたハードルを超えるために、無我夢中で走り続けていました。ですが、これからは自ら視野を広げ、未来の技術や社会に必要なものを見据えて、学び、取り入れ、新しいモノやサービスを生み出して行きたいですね。

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Q.クレスコの強みとは?

「皆でひとつのものを作る上げる」
その情熱と責任感は、
どこにも負けません。

PROFILE

クレスコのインターンシップにて実際の職場でプロジェクトを体感し、開発現場のレベルの高さやコミュニケーションが活発な社風を目の当たりに。指導してくれた先輩の能力の高さにも憧れを抱き、「ここで自分を成長させてみたい」と感じて入社を決意。

 

入社1年目
大手人材企業の基幹システムの保守プロジェクトを担当。設計からリリース、顧客折衝にも携わり、開発のベースとなるスキルを磨く。


入社3年目
大手電機メーカーのアプリケーション基盤開発プロジェクトを担当。優秀な技術者たちに囲まれ、アジャイル開発(短期間かつ固定チームでスピーディに開発する手法)を経験。


入社4年目
大手人材企業のタレントマネジメントシステム開発プロジェクトで、チームリーダーを担当。


※内容はインタビュー当時のものです。