キャリア・スキルを広げたいと考えた転職
組織や人の成長に貢献したいと考えた転職
それらの経験があったからこそ会社の成長と己の成長がリンクできる
クレスコという会社に出会えたのだという。

クレスコ入社前

私は2回の転職を経験。1社目は中堅SI企業で約5年間勤め、金融業界、公共関連業界のシステム開発に携わり、比較的大きなプロジェクトでベースとなる技術を学ぶ。2社目は30人くらいの小さなSI企業で約9年間を過ごし、若手の指導や人材育成、お客様への営業、プロジェクトの管理などを任され、最終的には管理職まで経験。しかし、キャリアが上がるにつれて、小さな会社だったこともあり、徐々に営業戦略やメンバーの育成について経営陣と意見のぶつかるようになり、悩んだ末に意を決して転職へ。

入社1〜3年目

入社して最初に任されたのは、飲料系のお客様のプロジェクト。100名以上が関わる大規模なプロジェクトにテクニカルマネジャーとして参画。新旧システムにおいてそれぞれの担当者の複雑に絡みあった思いを整理し、調整し、取りまとめていく苦労を経験。入社したばかりではあったが、お客様にもメンバーにも自分が正しいと思うことは正直に伝え、煙たがられ、たくさんの反発を受ける。しかし、その都度じっくり対話をすることで徐々に前進への手応えを全員が感じるようになり、丸2年を経て無事完遂。ここでの実績を高く評価され、これまでで一番印象に残る案件となる。

入社3年目

副部長に就任。社外的には複数のプロジェクトを任され、収支を含めたプロジェクト全体のマネジメントやお客様への折衝がメインに。社内的には、メンバーの多くが常駐で話す機会も少なかったことから、コミュニケーション活性化施策を実施。技術的なテーマでグループを作ったり、各プロジェクトの事例共有など、メンバーにミッションを与えて対話をする機会を設ける。その効果はバツグンで、意思統一とともに、プロジェクトはよりスムーズに進み、会社への帰属意識も高まった。メンバーの仲の良さからかノリも良く、チャレンジに前向きな会社だと実感。

入社4年目〜現在

部長へ昇進。会社の方向性から事業部の目標や計画を理解した上で人を動かすという責任は重大。就任後の最初のミッションは、数百名が参画し、20〜30のプロジェクトが同時進行するというビッグプロジェクトを、多方面の事業部に拡大・展開していくこと。お客様の事業や企業経営まで踏み込んで、クレスコ一丸となって私たちがどう関わっていけるのかを導きだし、最終的には6つの部門へ展開でき、ホッとする。お客様からの期待、会社への貢献、メンバーの達成感…、責任が大きいほど、やりがいも大きいことを実感。

現在〜これから

私の部門のミッショッンは「新規ビジネスの立ち上げ」。クレスコという企業の成長に対してより踏み込んだ新たな戦略の実行は、やりたかった挑戦でもあった。顧客ニーズから新しいビジネスの可能性を見極め、ソリューション化して展開していく過程でわかったのは、クレスコの強みである『技術力』で提案できる価値は無限にあるが、『営業力』に弱みがあることも事実。新たなサービスやスキームの構築だけではダメで、新規顧客の開拓、人材の育成…、やるべきことは多く毎日奮闘している。なかでも若い力を押し上げていく機会創出に尽力し、意見の発信、個人の成果やプロジェクト発表、自ら考えたテーマでの勉強会…日常的に成長の土台を築く環境を提供している。
今後は、お客様のエグゼクティブ層やキーマンとの関係構築ができる力、頼られる力を身に付け、会社に貢献し、さらにはお客様の依頼を確実に提供できる地盤を作り上げること。このすべてを兼ね備えた存在になるために、日々精進している。

 

※内容はインタビュー当時のものです。